よくあるご相談に関するQ&A

家庭医とはどういったものですか?

 家族全員の、心のケアも含めた全ての医療問題を一人の医師でほぼ解決できてはじめて一家に一人のかかりつけ家庭医となります。
 婦人科、小児科を含み全科的に医療を行えるお陰で人間のライフステージに全て関わる事ができるのです。
 患者さんの家族・文化社会的背景を知って医療をする事ができればもうあなたは立派な家庭医です。


何か専門がないと不安ですが・・・

 厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」は2013年4月、「総合診療医」の専門教育を2017年度から開始することを公表しました。さらに2013年中に第三者機関の設立、2017年より新制度での後期研修開始、2020-21年に専門医認定の開始、というスケジュールが示されています。
 今後は家庭医(総合診療専門医)も専門分野の一つとなり、これまで以上に重要視されていきます。当プログラムでは全科型家庭医の育成プログラムを組んでおりますので、守備範囲は多岐にわたりますし、資格としても確立されますのでご安心下さい。また、専門医取得後はサブスペシャリティとして他の専門医取得も可能です。


休暇はきちんととれますか?

 もちろん取れます。
 診療は平日診療日となっており、有給休暇10日(初年)~20日、夏休み・特別休暇有(結婚、病気、忌引 他)となります。
※規定がございますので詳しくはお問い合わせください。

結婚していて家族持ちですが両立できますか?

 当プログラムはレジデントを含めたすべてのチームメンバーのQOLを重視しております。
 ご相談に応じてレジデントの環境に合ったプログラム内容で進めてまいります。
 24時間保育、医療費も3,000円/月以上の場合は全て還付される制度もとっておりますので、福利厚生にも力を入れております。

研修場所などはどうなりますか?

 当プログラムではその人に合った研修が進められるよう、グループ全体をフィールドとし、色々な規模・医療環境での研修を行っております。
 離島はもちろん、ご家庭をお持ちなど、ご自宅近辺で研修を望まれる場合はできるだけご希望に沿えるようにいたします。まずはご相談を。

研修後は?

 徳洲会グループ各地に家庭医療プログラムを創設する中心的存在となり、徳洲会家庭医療グループの一員として家庭医養成の一翼を担い、離島・僻地での家庭医養成に関わり、指導的役割を果たしていただきたいと思っております。
 更に、海外にて家庭医療のフェロー、医学教育フェローシップなどを行うことも可能で、施設の紹介もいたします。
 このように研修終了後の就職に関しては徳洲会内外、海外も含め責任をもってご紹介、推薦したします。