ディレクター:佐野 潔

徳洲会地域家庭医療総合センター長Dr.Sano&Tea&Mt.Fuji.JPG
米国家庭医学会認定フェロー
日本プ連学会認定医・指導医
ミシガン大学臨床助教授
滋賀医科大学客員教授
兵庫医科大学客員教授

認定資格
米国家庭医学会認定フェロー
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医

出身大学 
川崎医科大学卒業

経  歴 
1978年 川崎医科大学 卒業横須賀米海軍病院、八尾徳洲会病院を経て渡米。
1985年 ミネソタ大学地域家庭医療科にてレジデント修了後、ミネソタの農村で14年間家庭医療専門医として開業。
1999年 ミシガン大学家庭医学科臨床助教として日米の学生・研修医の家庭医療教育に携わる。
2006年 パリアメリカ病院(フランス)にて開業し在仏・在欧邦人医療に従事。
2010年 静岡家庭医養成プログラムに参加。2013年3月まで森町家庭医療クリニック所長として従事
2013年 4月より現職。

ご挨拶

  徳洲会地域家庭医療総合センターでは、家庭医だからこそ出来る独特な医療を様々なシチュエーションで地域の皆様に提供しています。
 地域から世界へ、そして世界から地域への視点で、家庭医療センターにおける医療と教育は全て世界と繋がっています。
 地域で信頼され、満足される医療を提供し、地域住民の信頼を得る医療を研修医の皆さんと共に実践し、研修によって広い視野を持っていただくため、エレクティブとして米国医療の経験、ラオスを始めとする発展途上国の医療、災害医療、離島医療も経験していただけるようプログラムを組んでおります。
 このように当プログラムの特徴は、家庭医療の研修が地域のみにとどまらず、離島、海外へと広い点です。
 さらに、日々の医療も毎日サインアウトカンファレンスで振り返りをすることで、よりエビデンス性の高い世界に通用する医療を身につけていく努力をしており、海外からも指導医を招聘し、カンファレンスやセミナーなども定期的に行います。これまでも長崎五島家庭医療セミナー共催、日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会夏期セミナー参加など、積極的に教育セミナーを行ってまいりました。

 研修修了後も、更にフェローシップとして、当院産婦人科との合同でウィメンズヘルス、徳洲会体操クラブ(オリンピック出場)でのスポーツ医学、離島医療、教育/経営マネージメントのプログラムを設け1~2年間研修することでサブスペシャリティーを極めることが出来ます。その後も全国に増設する徳洲会家庭医療センターにて指導医、またはプログラムディレクターとして全国的に活躍できる場を提供・保証いたします。

 私たち徳洲会の家庭医療プログラムは、このユニークな日本全国と世界のネットワークを使って、皆様に“Bigな家庭医”に育っていただくことで日本の家庭医療の発展に寄与していきたいと考えています。